HITOWAケアサービスでは、ヒューマンエラーによって起きることの多い誤薬事故を防止する新たな試みとして2021年7月より「服やっくん」を漸次導入を進め、現在は137施設中114施設(全体の83.2%、2025年9月時点)で運用しています。
今回は、運営サポート部の丸山具視様と藤本軒遠様にインタビューを実施。「服やっくん」の導入によって得られた成果を中心に語っていただきました。
丸山様:「『服やっくん』の導入により、業務フローが変わることになりましたが、QRコードを読み込むだけというシンプルさから現場スタッフは負荷なく対応できているようにみえます。
服薬業務に関わる時間の短縮ができたほか、読み合わせのために必要だった人員も不要となったことで 省人化も実現。さらに、服薬担当者のメンタル面での負担軽減にも貢献していると思います。」
藤本様「『服やっくん』の導入によって得られた財産ともいえるのが、情報分析の際にエビデンスとして活用できるサマリー情報や服薬記録のデータですね。
当社では、これらのデータを本社の管理部門がチェックし、エラー分析を実施。『服やっくん』をすべての施設で正しく運用するといった社内での平準化に役立てています。」

藤本様:「人が残す記録ではなく、アプリによって自動的に服薬記録などのデータが記録されているからこそ、エラー発生状況を客観的に捉えることが可能。バイアスなく分析でき、原因を根本から解決する施策が導けるという点で、服薬管理のみにとどまらない「服やっくん」の機能性がうかがえます。
丸山様:「『服やっくん』が事故発生前に警告してくれるアラート機能や自動で残されている服薬記録データの活用によって誤薬事故を未然に防止できるようになった恩恵は非常に大きいといえます。」
「服やっくん」の導入によって、人手のみに頼った服薬管理ではできなかった次元での誤薬事故抑止が実現できているといえます。

藤本様:「『服やっくん』のサマリー情報をもとにしたデータ分析は、2週間ごとに発表し、社内全体で共有しています。算出した数値をもとにAランク、Bランク、Cランクという独自の指標に置き換え、各施設の服薬管理評価に活用。明確な目標ができることで、施設同士のいい刺激になっているようです。」
藤本様:「『服やっくん』は、患者様の飲まれている薬の内容が確認可能で、お薬辞典もそのまま見ることができます。介護士にとって薬剤の知識が得やすい、理解が進みやすいというのも使ってみて感じているところですね。『服やっくん』の日常的な使用が介護士のレベルアップにも役立っていると思いますよ。」

丸山様:「『服やっくん』は、東京都の介護施設向けのセミナーに登壇した際におすすめしたこともあるくらい、推しているシステムです。いちばんの魅力は、目に見えて成果が出やすいところ。誤薬は利用者における健康上のリスクだけでなく、施設における のリスクもはらんだ問題なので、信用損失という見えないリスクを回避できるという点でも投資効果があるといえますね。」
現場レベル、経営レベル、それぞれが抱えるリスクの低減に「服やっくん」が貢献しているとのこと。
サマリー情報や服薬記録のデータを活用して成果を上げている一例として、参考にしてみてください。